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【グリーンパン】おすすめとフライパン種類の違い

小さなお子様がいるご家庭や食にこだわりを持っていらっしゃるご家庭、エシカルライフにご興味がある方におすすめの、安心してお料理に使えるフライパン「グリーンパン」
今回は「グリーンパンって何?」「グリーンパン」が気になるけれどどれを買えばいい?本当に「グリーンパン」って安全なの?と思われている方におすすめの紹介をさせて頂きますね。

 

ベルギーのブランド「グリーンパン」

2007年世界で初めてフッ素加工を使用しないセラミック・ノンスティックコーディング「サーモロン」のフライパンを開発、今では100カ国以上で愛されているフライパン「グリーンパン」

ノンステックとは、フライパンのベースとなる金属に特殊な加工でこびりつき防止加工をすること。「グリーンパン」のノンスティックは、今問題になっているフッ素樹脂を使用せず、鉛やカドミウムなど人体だけでなく環境にも影響を及ぼすと言われる化学物質は一切含まれていません。

「グリーンパン」は、化学物質を含まない砂由来のセラミック・ノンステック層であるThermolon(サーモロン)でコーディングされたフライパン。

サーモロンの基本素材は、二酸化ケイ素で基本的には砂になります。加工の途中過程でも接着剤や添加剤は必要なく、なおかつCO2の排出が60%減で作られているので身体だけではなく環境にもとても安心なのでおすすめなんです。

従来のノンスティック加工のフライパンは熱しすぎると有毒ガスを排出する可能性が言われていますが、サーモロンは最大450度という高熱に対する耐性があるので、フライパンを熱しすぎてしまっても有害物質が溶け出したり空気中に有毒ガスが発生することはありません。フライパンを予熱し過ぎてしまうことって意図せずあるかと思いますが、その点もグリーンパンなら大きな安心ですよね。

世界的にも、自然界ではほぼ分解されない物質と言われるPFAS(パーフルオロアルキル物資)の使用をやめるという動きになっています。永遠に残る化学物質とも言われるPFASをグリーンパンは、当初より一切使われていません。そんな人間にだけでなく地球にも未来にもやさしいフライパンを選んでいきたいですね。

 

グリーンパンの魅力とメリット、おすすめポイント

・熱伝導が良い

遠赤外線効果のあるセラミックに、熱伝導性の高いダイヤモンド粒子を盛り込んでいるのでフライパンに火をかけてから温まるまでが早く、均一に火が通るのでお料理が美味しく仕上がります。

・IHにも対応(マグニートIH対応加工)

よくあるIH対応調理器具では熱伝導が遅く調理までに時間がかかるものもありますが「グリーンパン」は、熱伝導に優れた銅を加えた電磁誘導粉末を底部にとじこめているので素早く熱することができます。独自の加工技術で多様な熱源に対応しています。

・少ないオイルで調理ができる

サーモロン・セラミック・ノンスティック・コーディングなので少ないオイルでも食材はくっつかず簡単に剥がれます。フライパンで焼けた目玉焼きもシュルシュル回ります。

・キズや衝撃に強い

スクラッチガード加工という新しい技術を取り入れることでキズや衝撃に強く、さらに丈夫になっています。

・おしゃれ

色だったり形だったり。おしゃれなクックウェアを使うって家事やお料理がより楽しくなって気分も上がりますよね。特に、白いデザインのフライパンがあるのは、セラミックコーディングだからこそ。インテリアにも馴染みやすいデザインなのでおうちの雰囲気や好みに合わせて選べます。

・お手入れが簡単

外側にもセラミックコーディングを塗布されているので汚れが落ちやすいです。ゴシゴシ擦らず汚れが落とせるのは、忙しい主婦には嬉しいですよね。

・時短&省エネ

遠赤外線効果のあるセラミックと熱伝導率熱拡散率に優れたダイヤモンド粒子の相乗効果により低い温度(トロ火〜中火)で美味しく調理ができます。

・有毒ガスがでない

フッ素加工のフライパンは260℃以上で使用すると劣化をし、350℃以上で加熱しすぎると有毒ガスが発生すると言われています。グリーンパンは450℃まで高熱に対する耐性があるため有毒ガスが発生することはありません。

・ガス代の節約

火加減はとろ火・弱火・中火で使います。強火での使用はNG。グリーンパンは中火まででも十分に火がしっかり食材に通りますのでガス代の節約にもつながります。

グリーンパン|フライパンおすすめ|種類の違い

・パドヴァコレクション

ダークブルーのボディ(内側はライトグレー)×ゴールドのステンレスハンドルスタイリッシュでかっこいいカラーのフライパンとふんわりやさしいピンク(内側はクリームホワイト)×ゴールドのステンレスハンドルで大人可愛いデザインの2種類。パドヴァコレクションは売上の一部を「ほほえみ基金」に寄付されます。

・メイフラワー

深さがあるシリーズ。色はスモーキースカイブルーでハンドルはアッシュウッド(ホワイト)使用。使えば使うほど風合いが豊かになる天然木でできた持ち手は、滑りにくく掴みやすいですね。ビンテージ調でノスタルジックな雰囲気が魅力のフライパンです。

・ヴェニスプロ

ヴェニスプロシリーズには、ダイヤモンド粒子配合で強化されたサーモロン・インフィニティプロコーディングによりさらに高められたノンステックの耐久性を備えており、お料理時の金属製ツールの使用や、食洗機の使用も可能で一番おすすめのシリーズです。

 

・ウッドビー

内側・外側の両側がホワイトカラーでコーディングされています。白いフライパンは明るくおしゃれですね。インテリアに重視される方にもおすすめ。ハンドルはウッド調の樹脂ハンドル。ナチュラルなデザインです。お料理の出来具合の確認のしやすさとお皿に盛り付けるイメージがつきやすいのも魅力です。また、本体内側にハンドルをつなぐリベット(釘のようなもの)がないのでお手入れがしやすいのも特徴です。ナチュラルインテリアがお好きな方に特におすすめです。

・スマートシェイプ

トライアル価格で販売されているフライパンです。製造するときも調理に使う時も有害なPFASを一切含まず安心なフライパンを使ってみたい、グリーンパンの重さや使い勝手を試してみたい方へおすすめです。色は本体も持ち手もオールブラックです。

 

パドヴァコレクション IH・ガス オーブン200℃まで ・マグニート
・サーモロン・セラミックコーディング
・外面セラミックコーディング
・スクラッチガード加工
・ダイヤモンド粒子配合
メイフラワー IH・ガス オーブン不可 ・マグニート
・サーモロン・セラミックコーディング
・外面セラミックコーディング
ヴェニスプロ IH・ガス オーブン可
食器洗浄機可
・マグニート
・サーモロン・セラミックコーディング
・外面セラミックコーディング
・スクラッチガード加工
・ダイヤモンド粒子配合
ウッドビー IH・ガス オーブン不可 ・マグニート
・サーモロン・セラミックコーディング
・外面セラミックコーディング
・リベットなし
スマートシェイプ IH・ガス オーブン不可 ・マグニート
・サーモロン・セラミックコーディング
・外面セラミックコーディング
・ダイヤモンド粒子配合
・リベットなし

グリーンパン|鍋のおすすめ|種類の違い

・フェザーウェィトココットラウンド

「フェザーウェイト・ココット」は重量本体が約1500g、蓋が約900gという驚くほどの軽さです。底面に十分な厚みがあり、鋳物のお鍋のようにお鍋全体に熱を伝えてくれます。鍋底が広く、深さもあるので、カレーやシチューに最適です。また、蓋にもこだわりがあり、素材の旨みを引き出すことが可能なので和食などの煮物や煮込み料理にも相性が良いです。ご飯もふっくら美味しく炊けます。

 

・マルチフードクッカー

何役もこなすマルチなクックウェア。「焼く」「炒める」「煮る」「揚げる」「煮込む」「茹でる」この一台で様々なお料理にお使いいただけます。本体はアルミニウム仕様で軽く、ハンドルはステンレス。オーブンで使うことも可能です。(フタはNG)

直径は16.5㎝ですが深さがあるので1.8ℓ容量があり使いやすいサイズになっています。2022年4月21日に発売開始されました。

グリーンパン 一番のおすすめ

もしグリーンパンの購入を「どれにしよう?」と迷っているなら『ヴェニスプロシリーズ』が断然おすすめです!

ヴェニスプロシリーズのフライパンサイズは4サイズ。

20㎝
24㎝
26㎝
28㎝

優れた熱伝導性で素早く均一に火が通りお料理が美味しくきれいな仕上がりになり、オーブンにも対応しています。フライパンで焼き目をつけてからオーブンでじっくり中まで焼いたお肉とか最高ですよね。またステンレス製のハンドルは熱くなりにくい点と、女性や力の弱いご年配の方にも手首への負担が少なく握りやすい仕様になっています。フライパンは大きくなればなるほど重さが気になる方もいらっしゃるかもしれませんがハンドルが握りやすいのは嬉しいですね。公式サイトにも調理回数が多い方にお勧めとあります。使用感だけでなく、フライパンの耐久性などの魅力ある観点からも毎日使うものだからこそ、おすすめします。

お鍋では、ヴェニスプロキャセロール(両手鍋)がおすすめ。

フライパン同様お手入れ簡単で、バランスよく握れるハンドルのため女性や年配の方にも負担なく使えることが一番のおすすめ。本体のアルミ素材に傷や衝撃に強いスクラッチガード加工が施されているため金属ツールも使用できますし、使用頻度が多くても長く使えて安心だから、キャセロール(蓋付きのお鍋)の中で一番おすすめです。ご飯は3合炊けるサイズです。

グリーンパンのデメリット

・強火はNG

弱火から中火で美味しく仕上がる優れた熱伝導性。その分強火だと食材や油、調味料が焦げ付いてしまう原因となるため強火での使用はやめましょう。

・金属製の調理器具はNG

木製、シリコン製、樹脂製の調理器具を使うことでコーディングを長持ちさせることができます。

・お値段が少し高い

とは言っても『安全性が高い調理器具』であるというメリットを考えると決してお値段が高すぎるということはなく、むしろ大切な家族の健康を守れることを思えばお安いのではないでしょうか。時短など家事も楽になりますし、毎日使うものだからこそ選びたいですね。

・重い

今、軽いフライパンに慣れている方は少し重さを感じるかもしれません。ヴェニスプロ24㎝のフライパンで780g。少し重いという口コミは見かけますが、手首の強くない私でもいうほどの重さではないかな、と感じています。

 

グリーンパンの選び方

・食器洗浄機で使えるか

【食器洗浄機使用可能】

・ヴェニスプロ
・マルチフードクッカー
・フェザーウェイト

【食器洗浄機使用不可】

・パドヴァ
・ウッドビー
・メイフラワー

 

・オーブンに使えるか

【オーブン使用可能】

・ヴェニスプロ
・パドヴェ
・マルチフードクッカー
・フェザーウェイト

【オーブン使用不可】

・ウッドビー
・メイフラワー
・スマートシェイプ

※フタのオーブン使用についてはご確認ください

 

・金属製ツールを使えるか

フライ返しやお玉、ホイッパーなど金属製(ステンレスなど)を使っている場合は注意が必要です。グリーンパンの購入時に金属製のものが使えるかどうかしっかり確認して購入しましょう。ただし、金属のものが可能であっても、長く大切に愛用するために傷つきにくいシリコン製や木製のツールなどを使うのも良いかもしれませんね。

【金属製ツールを使えるシリーズ】

ヴェニスプロシリーズ
バドヴァシリーズ

【金属製ツールの使用を控えた方が良いシリーズ】

ウッドビーシリーズ
メイフラワーシリーズ

 

・IH対応か

ほとんどの製品はガス火もIHも使えますが、ミニフライパン(ラウンド型・スクエア型)はガス火のみで使用可能となっています。

グリーンパンの使い方

・中火でフライパンを30秒から1分程度予熱をしてから、少量のオイルまたはバターを入れる
・オイルが温まったら調理を開始する
・オイルスプレーは使用しない
・空焚きはしない
・弱火から中火で調理する
・金属製のヘラを使わない(ヴェニスシリーズも金属製のツールはできるだけ避ける)小さな傷ができてしまうと、傷に油が入り込んで炭化した膜を作る原因になってしまいます。

 

 

グリーンパンのお手入れの仕方

グリーンパンをお手入れする際に一番気をつけなくてはならないのは急激な温度変更による熱衝撃。熱衝撃を避けるためにも、熱々のフライパンや鍋の汚れを落とそうとフライパンが冷める前にお水をかけるのはNGになります。調理を終えたら、まずはそのままフライパンの熱を冷ましましょう。熱が冷めたら、水(ぬるま湯)と中性洗剤を使い柔らかいスポンジや布でやさしく洗います。洗う際は研磨系のスポンジや洗剤は避けましょう。
洗った後は火にかけて乾燥させるのではなく、キッチンペーパーや布巾で水滴を拭き取ることで、水滴の痕残りからのこびりつきの原因を避けられます。

それでも、もし汚れがこびり付いてしまったら、メラミンスポンジを試してみてくださいね。ただし、しょっちゅう使うのはお勧め出来ません。しまう時は汚れがないか確認し、タオルやシートで保護すると良いでしょう。

食器洗浄乾燥機については、多くの製品に使用することができるものの、公式サイトでは手洗いを勧めています。セラミック・ノンスティック・コーディングのノンスティック性能は、食器洗浄乾燥機を繰り返すうちに、食器洗浄乾燥機用の洗剤が強力なために、効能が失われていくそうです。長く愛用するためにも手洗いをしていきましょう。

 

まとめ

身体に直接取り入れる食べ物を調理するクックウェア。おしゃれで使いやすいだけでなく、人間にも環境にも安心安全な調理器具を使って、大切なご家族のために安心安全なお食事を楽しみたいですね。

 

 

 

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